コンカリーニョプロデュース sampling3rd「忘れ咲き彼岸花」10月18・19日
忘れたくないお芝居の備忘録。
他のお芝居も書きたいのに時間が無い・・。
とりあえず先日見てきたお芝居を。
コンカリーニョプロデュースSampling3rd
「忘れ咲き彼岸花」
私札幌演劇観劇至上トップレベルの大好きなキャスト。
土井三郎
小石川慶祐
田中マネキン3号
藤谷真由美
田中ひろし
A~小林エレキ(yhs)
B~深浦佑太(ディリバレー・ダイバーズ)
大虎五右衛門
A~氏次啓
B~能登英輔(yhs)
大虎ウメ
A~澤田未来(ELEVEN NINES)
B~三木美智代(劇団風蝕異人街)
土井ももこ
佐藤杜花(yhs)
こうもりのキイスケ
昭和レディ(牛島有佳子、海原章子、長谷川史織、菅野のぞみ)
まず氏次さんと小石川さんの共演が嬉しかったんだけど、そこに深浦くん、能登さん、エレキさん、藤谷さん、未来さん、杜花ちゃんともうこれは散々悩んで行く事にした。
そしてまさかの深浦くんと小石川さんが交わる世界があったのかと歓喜した。(なんかの客だしで熊谷くんに小石川さんと共演しないかなーと話した事を思い出した←)
(旦那が私が愛知に帰って来てから月曜まで居ればよかったじゃんと言われて悲しくなった昨日。)
今更コンカリーニョの彼岸花ページを見てると「札幌ロマンチカシアター魴鮄舎(ほうぼうしゃ)」は北海学園大学の演劇研究会だったんだね・・。
と言う事は斉藤歩さんも斉藤ちずさんもNACSの先輩になるのか。
そんな全ステしたくなる舞台だった「忘れ咲き彼岸花」
舞台上の写真はキャストが出てなければ写真OKでした。
感想を。以下ネタばれします。(映像化はないですしね。)
・最初の方のシーンでまさかの歩さんやちずさんの名前が出てきたのには笑った。
・キャストさんのヘアセット最高。ビジュアル最高。
・杜花ちゃんのたけしのものまねが上手かった。
・ダブルキャストのアプローチが違っていて見飽きなかった。
・1回見た後に2回目見るとストーリーがよくわかってさらに理解が深まった。
・藤谷さんのマネキン感が凄く出ていた。(あの衣装もとても似合ってた。)
・ラスト命が灯ってた3号が事切れたときに三郎によっかかるシーンがとてもよかった。
・三木さんの迫力。
個人的にはパインソーの「フリッピング」を思い出すキャスト(小石川さん・藤谷さん・演出山田マサルさん)で、自由にアドリブをやるキャストを小石川さんががんがん突っ込んでいく手法はやはりパインソーっぽいなあと感じました。
そうそう余談ですが、パインソーの「フリッピング」は初演の主演の一人が氏次さんで再演が小石川さんだった事にもやっぱり何かあるのかなと思いました。(アドリブ対応させたら札幌演劇界トップクラスの2人だと思ってる。)
「フリッピング」が気になった方はこちら→パインソーのオンラインショップのリンクです。
(フリッピングはおもちゃ工場が舞台です。)
これは30年前の作品をマサルさんが演出したからそうなったかもしれないけど、30年前はどうだったかわからないけど、重くなりがちなテーマを笑いを多くする事によって見やすくなった気がします。
ぶっちゃけ1日2回見て割りとぐったりしたので、全ステ案件だったけど全部見たとしたら多分北海道から帰ってこれなかったと思ってる(笑)
千秋楽で小石川さんのA・RA・SHI熱唱中に手を振るシーン(してよかったんだね←)とか五右衛門の口上(yhs白浪っ!を思わせる)とか拍手していいものか悩む雰囲気でもあった。やればよかったと後悔。
そうそう小石川さんを知らない方が多くてどう見えるのかなと思ってたんですが、友達にめちゃくちゃ好評でそこも嬉しかった。(といっても私も2015年からファンのまだまだ新参者ですが)
笑いも多いけど締めるところはびしっと締める実力派のキャストばかり。
本当に見てよかったと思った素晴らしい舞台でした。(チケット代安すぎない?全員のサイン入りのW観劇券も安すぎるでしょ。)
藤谷プロデューサー含め、キャストの皆様・スタッフの皆様ありがとうございました!