MAM「父と暮らせば」
2月2日(土)
13時開演
MAM「父と暮せば」増澤&山木ペア回を見てきました。
お話としては広島の原爆を巡る父娘のお話。
すでに父親は死亡しており、娘の前に現れるようになってからお話はスタートします。
原爆の話だから重いのかなと思ったけど、くすくす笑える所もあり、見やすかったです。
増澤父さんはとってもキュートな父親で、山木娘さんは自分が幸せになってはいけないと思っている娘さんを熱演。
この日も超満席で、小さいお子様もいらっしゃったり、年配の方もいらっしゃったり年齢層は様々でした。
今回山木さんが出演されるということで見に行きましたが、前回見た弦巻楽団「ナイトスイミング」の印章が強かった私は本当に凄い役者さんになってるなと思いました。
キャストは3組日替わりだったので、他のキャストと見比べたかったです。
また再演がありますように。
丸福ボンバーズ ブースト「結婚のススメ~No SURPRISE No LIFE!~」名古屋公演初日
NEXSTAGEの戸澤亮くんと東りおんちゃんが出ると言う事で行ってきました。こちら。
丸福ボンバーズ ブースト「結婚のススメ~ NO SURPRISE,NO LIFE」
名古屋公演初日です。(本日大千秋楽でした。)
ちなみに劇場はナゴヤドームすぐそばの名古屋市東文化小劇場です。300席以上の客席です。
物語を簡単に言うと結婚式場に関するお話。
くすくすした笑いもありましたが、後半一気にぐっときました。
結婚ってなんだろうと考える事も出来た素敵な舞台でした。見ごたえありました。
主演の森山さんが凄い。ぐっときますね。八木さんいい表情でした。支配人さんがいい味。
ひさえさんが素敵。(カテコのひさえさんと戸澤くんの並びの身長差ににやけてしまった笑)
皆様凄く素敵でした。
ちなみに戸澤くんはカメラマンの役。ナイスキャラでした。
りおんちゃんは結婚式場に現れる新婦予定の子を演じてました。
(インフル治ってよかったね!)
あのスタイリストさんはわざわざ名古屋弁(と言っていいかな?)にしてくれたのかな?細かいところに拘ってくれて嬉しかったです。
個人的に名古屋の劇場が少なくなって、よく名古屋で公演打ってくれたなーと嬉しい気持ちでいっぱいでした。ありがとうございました!
また是非名古屋で公演して頂けると嬉しいです。
この東文化小劇場、客席の椅子もとってもよくて、またここで何か見たいなーと思います。
1観客の話。
あの記事が物議を醸してるようですが、あんまりなんとも思わなかったのは多分私が特殊なんだと思います。
私は色んな事が知れて良かったと思います。
作り手(劇団関係者)と受け手(観客)の違いや、受け手の現在の環境によって千差万別の考えがあると思ってます。
作り手が思いを伝えたように、こんな客もいるという事も書いておきたいと思います。
まずはバックグラウンドを。
私は札幌のベッドタウンに実家のある、道外(愛知県)在住、既婚者子供なしの札幌演劇ファンです。
14年前に北海道を離れ、いつもあったTEAM NACSの番組がなくなり(当時は水曜どうでしょうクラシックしか北海道を感じるものは愛知県にはありませんでしたし、やっと大泉さんが全国放送のドラマに出始めたくらい)、そこからTEAM NACSさんを好きになりました。
当時彼氏(現旦那)も愛知県在住ながら水曜どうでしょうを知っており、一緒に舞台に行くようになりました。
私はNACSでは戸次さんのファンになり、戸次さんと同級生の江田由紀浩さんの存在を知る事になります。ここが私の札幌演劇との出会いです。
ジャンボリー中やファンミ中に江田さんはイベントを開催して下さり、戸次さんの話が聞けるのかなと思いイベントに参加し始めました。
江田さんやJさんの存在をそこで知り、話も面白くて初めて見に行ったのがELEVEN NINES「あっちこっち佐藤さん」(2014年)でした。
こんな面白い劇が札幌にあったんだ!と思い、次は川井J竜輔さんが出たパインソー「フリッピング」(2015年)でした。
当時NEXSTAGEの白鳥雄介さんが出ているのも決め手でした。
この2つの舞台は私に大いに影響を与え、札幌演劇が大好きになりました。
掘り下げれば掘り下げる程、面白い舞台や素敵な役者さんにハマりました。今ではそれなりに札幌の劇団の名前を上げれます。
そして、道外からの遠征組、地元の観劇者にそれなりに知り合いや友達が出来ました。
まずは道外の人間が札幌演劇にハマるとぶち当たる壁。
遠征費です。
私は実家というホテル代がなかったり、自営業という事もあり、休みは取り放題です。制限はそんなにありません。(既婚者なので、旦那の許し次第ですが、最近は北海道滞在は2週間から1ヶ月)
最近のホテル代はピンキリですが、カプセルホテルだと1泊3000円台とかあるのかな?安いホテルになると4000円から土日だと1万弱とか。
飛行機とホテルのセットだと安くなったり、色々工夫して道外から飛んできます。
見に行ける予算もあります。(でも貯金はないよ!←)
飛行機代は愛知県から札幌だと安ければ4000円台から40000円(ANA、JAL正規運賃)台まで幅広いです。
私が特殊な札幌演劇ファンだとは自覚しております。
休みが取りづらい職業の方や、経済的に難しいと考える方。色んな方いらっしゃいます。
さて本題。
私は好きな役者さんが出ているかそうでないかで舞台を選んでいます。(多分割と多いのではないでしょうか?)
作品は後付けになりがちですが、話が面白いと感じるのは商業的なものが好きなのかもしれません。
札幌の今の演劇って、道外からの遠征組も多くいます。そうなるとどうしても遠征費もかかります。よって好きな役者さんが出てるものしか行きません。
そこが作品を見て欲しい作り手さん(劇団関係者)と役者さん目当ての受け手(観客)さんの思いの違いなんじゃないかなと感じました。
あとは知名度です。
CMに出ていたり、この声があの役者さんだよと言いやすく、誘いやすくなります。
最近札幌の役者さんがCM(北海道限定だけど)をやるようになって、この人のお芝居があるから見に行かない?と誘えるようにもなりました。つまり可視化。
パッケージ化されるのは…と思う作り手さんがいるのはわかります。
生の演劇を感じて欲しいのもわかります。
でも人に勧める時に映像(パッケージや動画)があるのは大変助かります。過去こういう公演をやってて、次新作のお芝居があるから良かったら一緒に見に行かない?と誘えるからです。
それだけまだ札幌では演劇が生活に根付いてないとは思います。
札幌の人口は約200万人。
どれだけの人が札幌演劇を見ているんでしょうか?
観劇を趣味としない札幌の友人は何人かいますが、どこに劇場があるのかさえ知りません。
そんな人たちを新規で連れてくる難しさのハードルを下げてるのが演劇シーズンだと思ってます。演劇シーズンになるとワイドショーでも取り上げてくれたり、最近よく新聞にも載ってます。それで少しずつ札幌演劇シーズンという言葉はわかったかと思います。
ただ、それだけで見に行くお客様はいるのか。
この際だから思ってる事も言いますが夏のお盆、冬の雪まつりの演劇シーズンだと道外組は遠征がしづらいです。
飛行機代、宿泊代見た事あります?見に行きたいのは山々だけど、びっくりするほど高いんですよ。で遠征組は諦める事もあります。1週ずれたらいけるのに…と思う事もあります。だからこそ、それなりのクオリティがわかっているものじゃないと行きづらいです。
後は日時と会場。
日時はとにかく休みが取れる人と、取りづらい人にとっては休みを勝ち取るのも難しいんですよね。(札幌は役者さんもお仕事兼任してる方が沢山いるとは思いますが。)
そして、時間。マチソワで違う劇場とか行ったりするので。
日時・会場・好きな役者さん、作品のテーマ。
全て揃っていたら行くという感じの人がそれなりの人数いると思います。
どうしたらお客さんを呼べるのかは永遠のテーマかもしれません。
新しいお客様を呼ぶにはどうしたらいいか。
例えば私の友人はNACSにハマってよく北海道に来てくれるようになりました。
道外からの遠征組が初めて札幌演劇を見る子を連れてきたら割引とか(チケット代負担してるかもしれないので、アンケート必須でとか)、他のフォロワーさんが言ってたのは舞台のテーマによって該当者には割引とか。(例:あっちこっち佐藤さんで、佐藤さん割引)
チケット代はもう少し上げてもいいんじゃないか?と思う劇団さんは何ヶ所かありますし、このままでいいんじゃないかなと思う劇団さんもあります。
江田由紀浩さんは先駆者だと思います。色んな事を考え、江田noファンクラブのTwitterのアイコン企画では凄い人数の方が参加されました。
江田さんの企画や試み、とても斬新で面白いです。こんな人がもっと札幌に増えたらと思います。
お金の話を表に出すのって中々勇気のいる事ですが、自営業の私にとっては勉強になりました。劇団の代表の皆様には頭が下がります。(役者さんは尊敬です。)
札幌はつまらないとは思ってません。むしろ面白いです。
だからこそ札幌に住んでて、演劇だけで食べて行けるようになったらいいのにと思いを馳せながら私はいつも差し入れを買います(笑)だって頑張って欲しいから。遠方だから出来る事もあると思います。
伸び代しかない札幌演劇です。作り手と受け手が少し歩み寄って、素晴らしい舞台を作り上げ、それを見て楽しみたいなと思います。
最後に。
多分文字だけだと伝わらないニュアンスもあるかと思いますが、問題定義として色んな事を考えるきっかけになったと思います。(観客側も役者側も)
裏側を見せるなともあると思うのですが、これからの札幌演劇を考える上であの記事を出したと思いたいです。
後半の記事、楽しみです。
Storks/Park立ち上げ公演「BRIDGE×WORD」
「ヴァンパイヤバンド・ファイナル」を見た後はこちら。
2019年1月13日(日)18時開演。
Storks/Park立ち上げ公演「BRIDGE×WORD」
白鳥雄介さんのユニット立ち上げです。白鳥くんはCUEを辞めて1発目の「DUST BOX RUNNER」も見に行った思い出が蘇る。(DUST~で好きな役者さんいっぱい見つけてしまい、今の私があるといっても過言ではない。)
お花贈ればよかったと後悔。
お話は父と娘の物語。
今書いてて、どこまで触れていいのかわからないけど、ざっくり。
(本筋には触れないように書くのって難しい。)
父役の犬飼さん。ちょっとした仕草で表情が変わるので、凄いなぁと思ってました。
娘役の内田さん。夢を叶えようとしている娘を演じてました。挿絵とのシーンが大好きでした。
十河さん、札幌の某役者さんに似ていて、大好きです。今回の髪型大変そうでした。歌うところ見たかった(笑)
太田さん、後半かっこよかったです。
山谷さん、今回のスタイリングが滝藤さんにそっくりで、フライヤーとの違いにびっくり。
逢坂さん、物凄い綺麗な人。この役も難しい。登場すると場の雰囲気が変わる。凄い。
武藤さん、病に侵された人。山谷さんと一緒に出るシーンも多く、癒されました。
田中さん、一番変化が大きい役でした。役作りはどうやったんだろう?
二見さん、トリッキーでした。原さんとのシーン可愛かった。
原さん、可愛かったー!
白鳥くんはあまりでてこなかったけど、出てくるとわくわくしました。
トータルの感想。面白かった!見てよかった。白鳥くんの言葉の選び方好き。
それぞれの思いが伝わってきた。照明の演出も好きだし、役者さんたちもみんな好きになるような舞台でした。
本音はもう1回見たかった。すぐ忘れちゃうから。
そんな私も「ワードホリック」に侵されているのかも。
今回の物販は台本とパンフレット。
パンフレットいいなぁ。嬉しかった。白鳥くんの言葉がじんとくる。
台本ちゃんと読もう。
セットがとっても可愛い。さすが金子さん!物販で金子さんとこけしさんになぜか覚えられていた(原さんもだったけど)のがびっくりした。メロトゲニ1回しかいってないのに。
昼に詩映莉ちゃん、夜に白鳥くんと札幌の方がこんなに下北沢で見れるのは本当に嬉しい事。寂しさはあるものの、出来る範囲で応援していきたい。
比較的寛大な旦那に感謝しつつ、今回の舞台が見れてよかった。
余談。
私が遠征出来るのは割りと限られる。だから慎重にお伺いを立てる。案外あっさり決まるんだけど、気軽には本当は行けない。よく行けたなぁという思いと家事をちゃんとしようと思った2019年1月の事でした。
2019年観劇初め コノエノ!と7%竹「ヴァンパイアバンド・ファイナル」
2019年1発目の観劇がまさか下北沢だとは思わなかった。
昨年末病気が発覚して、後悔はしたくないなと思って急遽決めたのが、私の大好きな役者「廣瀬詩映莉」ちゃんの東京進出初めての舞台がコノエノ!と7%竹さんの「ヴァンパイアバンド・ファイナル」。
2019年1月13日(日)12時開演。約90分の上演時間。
場所は下北沢シアター711。
パインソー(札幌の劇団)で来た以来だから、2年弱ぶり。
ほとんどあらすじを見てないまま行ったら、セット見てびっくりした。(開演前、開演後は撮影してもいいという話だったけど、すっかり忘れていた笑)
シアター711は割と横が狭くて、観客との距離が近いぎゅっとした舞台なんですが、真ん中にどーんと大きい棺があって、凄い圧迫感。
あと所々血糊で染まったと思われる飾り布がかかってたりした。
ストーリーとしてはヴァンパイアバンドにハマった女の子の物語。なんだけど、血がとにかくぷしゃーって出たり、血をかけたりするので、なかなかカオス。(洗濯とか大変だったろうなぁ)
詩映莉ちゃんはのっけから血を浴びるので、さすがだなーと思ってみてた。ヘドバンやダンス、歌とか。
出てる女性がみんな可愛い。(詩映莉ちゃんも可愛い。)
ちょっぴり刺激が強かった舞台でした。
見て思ったのは東京でも詩映莉ちゃんならやっていけそうだなと思う謎の安心感。
終演後、少し詩映莉ちゃんと話せる時間あってフォロワーさんとともにお話した。
話してもいつもの詩映莉ちゃんだなーと少し安心した。
これからもさらなる飛躍を願って応援します…!頑張れ!詩映莉ちゃん!
12月になったし、今年の観劇記録を書いてみる。
12月ですねー!12月とは思えない暖かさですが、週末大丈夫なんでしょうか。
ファンミ行かれる方、みょうとえだ行く方、のとえれき飲み会行く方、どうか気をつけて下さいね。
本日は今年亡くなった大好きな祖母のお誕生日で、毎年ファンミを絡めてお祝いに行きました。ファンミを応募しなくなったのもおそらくこのせいです。
ちょっと悲しいんですよね。
と暗くなりましたが、時間のある時に書いてしまいたい
今年の観劇記録!
という訳でいってみよう。
1月~なし。(その代わりライブばかりでした。)
2月~NACS本公演「PARAMUSHIR〜信じ続けた士魂の旗を掲げて」
(大阪森之宮ピロティ1公演、東海市芸術劇場2公演)
3月~のと☆えれき二人芝居「Not Decided -時計をとめて-」
(大阪公演・インディペンデントシアター1st 3公演)
トランク機械シアターvol.8 「ねじまきロボットα ~ともだちのこえ~」名古屋
(損保ジャパン日本興亜ひまわり人形劇場 1公演)
4月~(「PARAMUSHIR〜信じ続けた士魂の旗を掲げて」ライビュ)
メロトゲニ「リトル・エスパーティー」下北沢offoffシアター 1公演
5月~キャラメルボックス「無伴奏ソナタ」東海市芸術劇場 1公演
6月~シドビヘ「落とす男」2公演(札幌・BLOCH)
総合芸術ユニットえん第4回公演「アノマリーガール」(札幌・シアターZOO)
劇団イナダ組「いつか抗い そして途惑う」(札幌・コンカリーニョ)1公演
星くずロンリネス「くずコンピ」(札幌・BLOCH)3公演
パインソー 16th バイナリーツアー「B75」(札幌・BLOCH)1公演
弦巻楽団 #30 「歌は自由を目指す」(札幌・シアターZOO)1公演
プロト・パスプア#031「分裂と光」(札幌・コンカリーニョ)1公演
パインソー 16th バイナリーツアー「B75」(名古屋・ナンジャーレ)3公演
7月~弦巻楽団 #30 「歌は自由を目指す」(津・あけぼの座)1公演
8月~劇団風蝕異人街「トロイアの女たち」(札幌・コンカリーニョ)1公演
劇団リベラルシアター解散公演「I.Q.」(札幌・BLOCH)4公演
ELEVEN NINES「12人の怒れる男」(札幌・かでる2・7)5公演
きまぐれポニーテール「アピカのお城」(札幌・BLOCH)3公演
弦巻楽団 #31「センチメンタル」(札幌・サンピアザ劇場)2公演
9月~yhs 結成20周年公演 其の弐「きつい旅だぜ」
(大阪・インディペンデントシアター1st)2公演
「DREAM BOYS」(東京・帝国劇場)1公演
弦巻楽団 #31「センチメンタル」
(大阪・インディペンデントシアター1st)1公演
yhs 結成20周年公演 其の弐「きつい旅だぜ」(東京・こまばアゴラ劇場)2公演
10月~きまぐれポニーテール「Pair Play Parade」(東京・こった創作空間)1公演
11月、12月は観劇はありませんので、これが最終です。計45公演(+ライビュ1公演)になりました。
昨年よりかなり減ってる(笑)これで?とか思いますが、去年80くらいでしたから←
里帰りが減ったのと8月の観劇数が激減したのと、ライブが多かった事です。
NACSは初めて最前で見れたし、 いい体験をさせて頂きました。
劇団リベラルシアターさんの解散公演「I.Q」がもう泣き過ぎたなぁと思いますし、とにかく印象に残る舞台が多かったように思えます。「くずコンピ」も楽しかったし、「12人」は圧巻だったし、「落とす男」メンバーでまた別の作品が見たい。
のとえれきのお二人の2人芝居とそれぞれの一人芝居も最高でした。
遠征も多かった。大阪はひょいっといけるのに気づいてしまったので、軽率にいってしまう。東京も行くようになってしまい、9月は北海道にいないのに(笑)遠征でこんなに見れたのって初めてかもです。
来年は「白浪っ!」までは観劇はない予定です。(丸福ボンバーも考えたんですが、ちょっと今微妙です。)
観劇だったのでうどんツアーやジャンボリーは外しました。
印象に残るもの舞台が多かったので、来年もいい年になればいいなぁと思います。
劇団リベラルシアター解散公演「I.Q.」
yhs大阪が始まる前には書き上げたかった記事を。
(しかもどの劇団よりも最重要事項。)
いつ発表されたか覚えてないけど、悲しみにくれた発表「劇団リベラルシアター解散」。
劇団リベラルシアターは札幌の劇団で、14年間活動していました。
私がこの劇団を知ったのが、2015年。
パインソー「フリッピング」に主演の小石川慶祐さんでした。
フリッピングを見て、小石川さんが好きになりましたが、なかなかタイミングが合わずリベラルシアターさんの公演を見れませんでした。
小石川さんのツッコミが好きで、私の札幌演劇四天王に小石川さんが入ってしまいました(笑)
時は流れて2017年1月。
リベラルシアター「SF」。ちょうど私の誕生日にも公演があり、1dayゲストも氏次さん、熊谷くん、マイケル小野さん(万屋マイキーというお店の店長さんです)と知ってる人しか出てないので、とりあえず氏次さん、熊谷くん回を観劇する事に。
二人の回が面白すぎたので、マイケル小野さんの回も追加。結果全ステ。
(せっかくなので、私の誕生日の公演の熊谷くんゲストの時の写真を。)
初めて見たリベラルシアターさんは、アドリブが多すぎてとにかくびっくりしました。
こんなにアドリブ慣れてる劇団はまだ見たこと無かった(イレブンナインさんの「分泌指南」くらいじゃないかな)ので、かなりショックを受けました。なんでもっと早く行けなかったのか…。楽しすぎて。
特に1デーゲストを相手にする小石川さんと佐藤真一さん(以下さとしんさん)は対応力に定評がありました←
話は簡単に言うと地球人と宇宙人(あれ、ラクリ○クリステ○星でしたっけ?)の攻防。
当時の写真を掲載していいのかわからないので、省略。
次に公演があったのは2017年8月の「まいちゃんの運命会議」
logというライブハウスでやる客席巻き込み型の公演。
楽しかったなー。普通に演者さんが前に座ってるって新鮮でした。(オフとかじゃなくて)
その日の多数決によってエンディングが変わるタイプのお芝居。
2次会は凄かった。皆様芸達者。そして歌がうまい。タクシーで帰るぎりぎりの時間までいてしまいました。(ちょうど去年の今頃です。早い。)
この時の2次会の写真もスマホに保存してます←
それを踏まえてのこちら。
今回は一瞬たりとも見逃したくないくらい集中したように思えます。
話は一組の科学者夫婦のけんか風景から物語は始まります。
1デーゲストもまさかの「SF」時と同じ順番(笑)違ったのは最終公演のゲストコーナーには代表のChihiroさんが。
氏次さんは私服で「SF」時と同様好き勝手するし、熊谷くんは多重人格?馬の被り物で出てきて、顔が出たと思ったら黒いし(めっちゃ塗ってた←)、マイケル小野さんは、さすがです・・。(怖かった・・笑)
Chihiroさん、お疲れ様でした。(あの三人の後はやりづらいし、考えるのも大変だったと思います。)
ラストはもうみんなアドリブで台詞変えてくるし、きゃめさんの涙と大谷さん、ひかるさんの涙にやられ、号泣・・。
劇団員さんだけになっちゃいましたが、小さな花束とお手紙を用意して、客演の皆様にはお手紙を書きました。手紙も思いついたのが直前だったし、尚且つ話したことない劇団員さんや、今回初めて見る演者さんもいて、なかなか筆が進まず、描き終えたのが最終公演の開場1時間前。文章が物凄くとっちらかってるし、汚い字ですみません・・。
渡す時間があんまりなくて(しかも号泣しながら、花束渡す私)
駆け足になってしまいました。あの節は皆様すみませんでした。
偶然同じ回を見て、いろいろ袋とか持ってくれたやよ、そして最初に劇団員の人数を教えてくれた熊谷くん、言っていいかわかんないので某スタッフさん(苦笑)、本当にありがとうございました。
好きな劇団の解散って思ったよりダメージくるんだね・・。じわじわ私ダメージを受けている気がします。
フリーになった方、これで役者を辞めてしまった方、いろんな方向に進まれるんだなと実感しました。
これから私はどうすべきなのか・・。(見る側が何を言ってるかと思われますが、いろいろ思う事はあるのですよ。)
と考えさせられる大好きな劇団の解散でした。