いまだに思い出す舞台「分泌指南vol.2」2017年4月 感想 part1

備忘録を書けたから、やっとレビューというか今更感漂う感想を上げたいと思う。

やはり1回目はこちらの舞台。

 

イレブンナイン 短いはなしシリーズ「分泌指南vol.2」

 

2017年4月19日~23日

昨年やって好評だった「分泌指南」がパワーアップして帰ってきた。

4名の役者が作った脚本で7本の短編と、過去上演の短編を人気投票し、1位となったもので計8本の短編演劇を3本ずつ上演するちょっと変わった舞台。

幕間にはダンス・歌などを上演。幕間は写真OKな太っ腹な舞台。

総合演出は江田由紀浩さん。

 

本当はこの遠征を我慢しようと思っていたのに、ある1本の短編により、どーしてもいきたくなり、旦那を説得。割と早くOKが出てずっこける。予約直後千秋楽がsold outになったのはびっくりした。

最初は千秋楽(千秋楽だけは8本全部見れる。)だけの観劇の予定が、あれよあれよというまに6回見ていたのが、私らしい。

 

約2ヶ月前の舞台なのに、今でも結構はっきり思い出す。そして思い出すだけで笑えてしまう。そんな舞台を昨日江田さんのラジオでアンシン(つまりメール)を読まれたので、振り返ってみたいと思う。

 

A.コロス(脚本・納谷さん)

とにかく和装の逸人さんがかっこいい。柴田さんの飄々とした感じ。達子さんの水ぶっかけ、ありささんと坂田さんのぶっこわれ具合がとてもいい家族。(言ってる意味がわかりづらいかもしれないけど、簡単にいうとこんな感じ。)

そこに入ってくる熊谷くん。結構喉酷使してた。たまにはつっこみの熊谷くんもいい。

 

 

B.3人のタクラダ(脚本・納谷さん)

メインキャストは能登さん、氏次さん、ヨッシーさん。

能登さんの突っ込みが面白い。氏次さんの女装(軽め)、ヨッシーさんのいきなりのアドリブ。

きゃめちゃんの似てるものまね、菊地くんの喉の枯れ具合がいい感じでした。

ロックだった!

  

 

C.ゴールデン・ウエディング・ポテト(脚本・白鳥くん)

 まず前提として、このあと出てくる「いもの惑星」となぜか「いも」かぶりしてるが、江田さんはそういう縛りを出していないそうだ。さすが白鳥くん、熊谷くんが同じ生年月日だけある。

 

本題に戻る。祖父母の金婚式を祝う家族のどたばたコメディ。

これで能登さんがさらに好きになった。熊谷くん、これを演じる為にダイエットしてたの?菊地くんのぶっこわれ具合、達子さん、きゃめさんがまとも?

未来さんのおばあちゃん、やっぱりかわいい。ヨッシーさんのアドリブ(ヨッシーさんの台詞は日によって変えてたのね)、真奈さんのものまね。

最初に見たときにほろっときたのは、内緒の話。

 

一番言わないといけない熊谷くんの暗記。どんどん見る度に正解出来なくなったけど、面白かった!

 

 

D.いもの惑星(脚本・熊谷くん)

私はこれを見る為に、この分泌指南にきたといっても過言ではない。キャスト発表になったときから行きたくて仕方がなかった。多分一番熱量がある感想になる。

 

脚本・熊谷くん、出演・氏次さん。これで説得する決心をついた。(単純)

 

この分泌指南では最多の出演者。ちょい役にエレキさんや能登さんが出てたり、千秋楽だけ、熊谷くんが出てたりしていた。

  

氏次さんがかっこいい役で幸せ。走るシーンはちょっとだけ「DUST BOX RUNNER」を思い出したりして。とあるシーンで使用されたサカナクションの「三日月サンセット」はお気に入りの曲になりました。 ありがとう、熊谷くん、江田さん。

 

そして忘れてはいけない櫻井さんの「DS役」。DS役?ゲーム機の。

今回私は櫻井さんのイメージが凄く変わった。小出しにしていくが、櫻井さんが振り幅No.1だったと思う。そのひとつ。

 

逸人さんの女装も忘れてはいけない。足がきれい。そして柴田さんとのシーンがとにかくシュールで面白い。

 

私にとって素敵な写真をアップしてくれた紅羽ちゃんがとってもかわいかった。(普段はきれい系)

 

本当に見に行ってよかった!

 

E.ちゃぶ台(脚本・江田さん)

センセーショナルだった「ちゃぶ台」。見に行く前に熊谷くんのおとーさん(熊谷くんのお父さんは美味しい串焼き屋さんをやっております。)から軽いネタばれ?を喰らったけど、それ以上の衝撃が襲ってきた。

 

エレキさんの塗り幅part1、茶色である。yhsいじりも面白かった。

梅原くんと桃伽ちゃんの子供っぷりが最高。特に桃伽ちゃんはどんどん子供に見えてくる。(彼女は19歳)

強烈なお母さん役のありささん。普段すっごい大人しい感じなのに。

 

 

 

F.鳥谷部さん(脚本・江田さん)

櫻井さんとしえりちゃんの対決。簡潔に書くとそんな感じ。今回の櫻井さんの役で唯一まともな役。でも櫻井さんの話し方はたまに思い出しちゃう。

しえりちゃんのコメディセンスが本当に凄い。抜群。

江田さんがちょっとだけ出てくるけど、とても心配になる役だった。

 

日替わりで、もりかちゃんと工藤さんが出てたけど、また違った雰囲気でよかった。

 

 

G.舞台版・桃子(脚本・江田さん)

2番目に見たかったやつ。平岸我楽多団で放送されたものを舞台でやってしまうという。しえりちゃんのドSっぷり、逸人さんと江田さんはそんなに食べれないのに、頑張って食べてた。

キジーナ!(氏次さん)、足にもペディキュアをするという役作り。(そのせいでサウナにいけなかったらしい。)甘いもの大丈夫な氏次さんだったけど、結構苦しそうだった。

塗り幅part2、エレキさん。今回は赤。喋り方がかわいかった。これも時々突然思い出してにやっとしてしまう。

初見は笑い死ぬかと思ったくらい、すっごい笑った。江田さん、最高です。

 

 

H.マリッジスリー(脚本・江田さん)

※人気投票により決定した作品

平岸我楽多団でも舞台(昨年の分泌指南)でもやった舞台。

しえりちゃん、きゃめちゃん、ありささんのメインキャラもよかったけど、能登さんのミスターバツには千秋楽出てきただけで「きゃー!(はぁと)」という人気っぷりのせいで、半ば八つ当たりにパイ投げを喰らう、かわいそうな能登さん。

 塗り幅part3、お化粧・女装モードのエレキさん。美人。

 (私の中で)振り幅No.1の櫻井さんはウエディングドレスを着て登場。

頑張れ、ヴィンス。

 

 

幕間なしでこんだけ書けてしまった(2500文字オーバー)ので、幕間の話は次回に繰越。書いてて楽しくなってきたので、このままpart2書いちゃおう。

札幌演劇 備忘録

2014年8月 イレブンナイン「あっちこっち佐藤さん」(※1 コンカリ)
       <2014年 夏の演劇シーズン参加作品>
    
      札幌座 「秋のソラチネ」(※2 シアターZOO)
       <2014年 夏の演劇シーズン参加作品>

      (ThankCUE FAN Meeting2014 初日


 
2015年1月 劇団イナダ組「カメヤ演芸場物語」(コンカリ)
       <2015年 冬の演劇シーズン参加作品>
   8月 パインソー「フリッピング」第3話(※3 BLOCH)
       <2015年 夏の演劇シーズン参加作品>
     イレブンナインプレゼンツ dEBoo #1 「12人の怒れる男」(コンカリ)
    (再演 ※初演は2014年 2015年 夏の演劇シーズン参加作品)
   
       (TEAM NACS本公演「悪童」札幌公演観劇)

   12月 みょうとえだ トークライブ

       (ThankCUE FAN Meeting2015 初日)
         


2016年3月 (OOPARTS HAUNTED HOUSE 札幌公演観劇) (※4道新ホール)
       イレブンナイン「分泌指南 VOL.1」(BLOCH)
 
    5月 パインソーパルチザン「DUSU BOX RUNNER」(BLOCH)
 
    7月 yhs「四谷美談」(コンカリ)
       <2016年 夏の演劇シーズン参加作品>
 
    8月 劇団アトリエ「学生ダイアリー」(シアターZOO)
       <2016年 夏の演劇シーズン参加作品>
       イレブンナインプレゼンツ dEBoo#2 「そして誰もいなくなった
      (コンカリ)
      一人芝居フェス  「INDEPENDENT 3rd SPR」(コンカリ)

    10月 コンカリプロデュース記念公演「親の顔がみたい」 (コンカリ)

    11月 オーギリング11月興行「ロード オブ オーギリング」(BLOCH)
       Red king club「カラッポ」(コンカリ)
       オサツグ(※注)
       世界エイズデー「クリス・アザー・ストーリー」(※5 パトス)

    12月 コンカリプロデュース記念公演「ちゃっかり八兵衛」(コンカリ)
       オーギリング12月興行「キング オブ オーギリング(BLOCH)  
       パインソー りったいきかく「おもいかみ」 (BLOCH)
                         劇団公社ライトマン「ろうのなかにいる」
         (※6 あけぼのA&Cセンター)
       劇団アトリエ 「汚姉妹」(シアターZOO)
                         劇団Fireworks主催「実験の実験 vol.6」 (コンカリ)  
      《ThankCUE FAN Meeting2016 初日 》
      《ライフデザインゼミin北海道医療大学 森崎博之講演 》


 
2017年 1月    R-1グランプリ予選1回戦 (パトス)
                        プラズマダイバーズ「飛び出す鹿ツアー2017」 (BLOCH)
                        大喜利寺「阿吽」(BLOCH)
                        2017 冬の演劇シーズン キックオフイベント(チカホ)
                      aWo自主興行(J-room3番館ビル)
                        劇団リベラルシアター「SF」(BLOCH)
                           劇団Fireworks特別公演  「ひとくち、みくち」(パトス)
                           劇団千年王國「狼王ロボ」 (※7 かでる2・7ホール)
                   〈2017 冬の演劇シーズン参加作品〉
                           yhs新人公演「夢見がち学園の華麗なる休日」(※8マルチスペースエフ)
    
 
2017年2月          イレブンナイン新人公演「イージーライヤー」(BLOCH)
                            NEXSTAGE 「Laundryroom No.5」
                             <2017 冬の演劇シーズン参加作品> (※9 cubegarden)
                      蓑虫の心象 (コンカリ)
                      コローレ 「海賊ブラボー」 (※10 サンプラザホール) 

                     弦巻楽団「君は素敵」 (シアターzoo)                     
                      <2017年 冬の演劇シーズン参加作品 >

 

2017年3月  パインソー りったいきかく「そう しそうあい」

         (※11 下北沢シアター711 東京公演)

   

   4月  イレブンナイン 短いはなしシリーズ「分泌指南vol.2」(BLOCH) 

 

           5月  アリスインプロジェクト「みちこのみたせかい」(コンカリ)

        劇団plus「最期の審判」 (BLOCH)

        ワールドワイドアキトツアー 

                がっかりさせ隊 (BLOCH)

        ダイヲモンド VOL.1    

      

 

※1~コンカリーニョ JR琴似駅直結 

※2~シアターZOO 地下鉄南北線 中島公園駅下車 ホテルライフォート近く

※3~演劇専用小劇場 BLOCH(ブロックと読む)北3条東5丁目

※4~道新ホール 大通駅からのほうが近い 札幌市役所向かい

※5~パトス 地下鉄琴似駅直結 コンカリーニョまで徒歩10分ちょっと。

※6~あけぼのA&Cセンター あけぼのアート&コミュニティセンターの略

  南11西9 市電に乗っていくといい。最寄り駅は潤焚と一緒。靴を脱ぐ。

※7~かでる2・7ホール どこからも歩く。北2西7にあるから「かでる2・7」

※8~マルチスペースf 中島公園駅下車 昔のアートホテルズ札幌の向かい

   トイレがあまりない。最寄はセブンイレブン

※9~cubegarden OFFICE CUEが運営するライブハウス コインロッカーあり

※10~サンプラザホール 地下鉄南北線北24条駅下車 1番出口

※11~下北沢シアター711 下北沢駅下車南口を出て歩く。

※注~炭火串焼OSA1周年記念 氏次さんの弾き語りライブ

 

これからの予定(多分増える)

2017年 7月 弦巻楽団「ナイトスイミング」(※サンピアザ劇場)

         オーギリング

                        yhs 「忘れたいのに、思い出せない」

       パインソー「エクストリーム ロジックス」

    8月 コローレ 「プリンセスファイター」

       (オーパーツvol.4 天国への階段)

       教文短編演劇祭 

       イレブンナイン「あっちこっち佐藤さん」

       intro「わたし」      

    9月 yhs 「忘れたいのに、思い出せない」(大阪公演)

 

 

札幌演劇にのめり込んだきっかけの舞台「DUST BOX RUNNER」

2016年。私は一つの舞台を見て、札幌演劇にのめり込んだ。

その舞台はパインソー パルチザンvol.3「DUST BOX RUNNER」

 

前提から書く。

私はリーダーこと森崎博之さんのファンである。そしてリーダーのラジオ番組「ジャンジャンジャンプ」リスナーでもある。 

2016年3月。NEXTAGEだった白鳥雄介さんの事務所退職。これにかなりショックを受けた。退職の放送が流れた数日前に私はオーパーツのもぎりをしていた白鳥くんに

「ジャンプ聞いてます!頑張って下さいね!」と声をかけていたのだ。

 

そしてその直後、パインソーパルチザンvol.3「DUST BOX RUNNER」の発表。脚本・演出、白鳥雄介の文字が出て、行く事を決意。「もう白鳥くんの脚本・演出なんて見れないかもしれない」と言って旦那を説得し、愛知から3泊で行く事に。

 

そしてハマってしまう。

氏次啓(ウジツグサトシ)さん、熊谷嶺(くまがいりょう)くんに。

 

氏次さんは「DUST BOX RUNNER」のメインキャストの1人。

アドリブかなんなのか分からなかったけど、きんぎょ注意報!の歌を歌いながら登場に衝撃を受けた。(一緒に行った某フォロワーさんはこの歌を知らなかった事にまた別の衝撃が走る。)

 

そしてその公演後の「NAmMA01」にも氏次さんは出演。1.2.Donとして一日限りの再結成。

相方は川尻恵太さん。パインソーで脚本書いたり、東京で活躍する凄い人とお笑いコンビを組んでいた。

ネタは朝4時までかかって合わせたという。アドリブでなんとかしちゃうお2人、とにかく凄かった。

 

思い出しながら書いてて気づいたのだけど、2015年のイナダ組の「カメヤ演芸場物語」(再演)に氏次さんが出ていたようだ。凄くびっくりした。なぜこの時はささらなかったんだろう。

 

また、この公演後のお笑いイベント「NAmMA01」に出ていたのが「さがぺだる」の1人、熊谷嶺くんだ。

黒のワイシャツ、黒のパンツを着ながら、漫才を披露する熊谷くんを好きになってしまった。熊谷くんは役者からではなく、お笑いからハマってしまったのだ。

 

熊谷くんの演技を見たのが、2016年の分泌指南初演(短いはなしシリーズの中より「みあげた男」)だったようだ。これも記憶にない。(ごめんなさい。)

ちなみに分泌指南初演は初日しか見れてない為、氏次さんの出演する回は見れなかった。(その翌日朝に愛知に帰らなきゃ行けなかった。)

 

 

さらにその後に行われた「NAmMA01」の出演者全員によるゲームのMCも氏次さんだった。かなり個性が強めの出演者をまとめてる氏次さんがただただ凄い人だと思った。

 

公演終了後、私はこの2人の次回公演を調べた。

割とすぐにイレブンナインプレゼンツco dEBoo「れっとうのはて」の出演が決まってた。無理。行けない。

翌月だった。

 

そして未だに見れなくて悔やんでいる舞台がある「空飛ぶ猫☆魂」の「8月のウイークエンド・プロフェシー」札幌公演だ。

2016年9月末にあったこの公演には氏次さん、熊谷くん、白鳥くんが出演。さらに川井J竜介さん、小山めぐみさんとこれほどまで私の見たい気持ちをくすぐるキャストだった。

しかし、夏に1ヶ月帰省したので、これは本当に泣く泣く諦めた。

 

そしてこの公演前の某ツイキャスにより、私が氏次さんと同い年である事を知った。誕生日がTwitterに書いてあったので見たら、私の誕生日の翌日生まれだった。

これには本当にびっくりした。

単純な私は氏次さんを1番に応援しようと決めたのだった。

 

この「DUST BOX RUNNER」を知らなければ、こんなにどっぷり札幌演劇を見る事にはならなかっただろうし、札幌演劇絡みのフォロワーさんがたくさん出来たことにはならなかったので、白鳥くんには最大級の感謝を贈る。

と同時に何故私は愛知に嫁いでしまったのか、後悔も考えるようになった。

 

今は7月から始まる私の夏休み?のスケジュール調整で頭がいっぱいだ。

私と札幌演劇。

このブログは私の備忘録です。

 

元々演劇にはまり始めたのがTEAM NACSの「下荒井兄弟のスプリング・ハズ・カム」(2009年)を見たのがきっかけ。

 

札幌に程近い場所で生まれ育った私にとって、NACSは身近な存在。

愛知県に嫁ぎ、「水曜どうでしょう」以外のNACS関係のテレビがないことに、急に好きになってしまった逆輸入ファン。

 

旅先にNACS(というかCUE)のロケに遭遇したり、ファンミーティングの会場が実家のそばといういろんな要因があり、どんどんのめりこんだ。

旦那も「水曜どうでしょう」を見たことがあって、舞台やイベントに一緒にいくようになり、NACSファンを楽しんでいたある年。

札幌演劇を知るきっかけとなるイベントに足を踏み込んだ。

 

それは当時私が好きだった(今でも好きですが1番ではない←)戸次さんの同級生「江田由紀浩」さんのイベントに足を運んでみた。

私は戸次さんの話が聞けたらいいなぁ程度でタイミングがあえばイベントに行くように。

 

そして、とうとう見た札幌演劇。

その江田さんが所属する「イレブンナイン」の「あっちこっち佐藤さん」再演(2014年8月)。

当時小劇場(といってもコンカリは大きめ)で見ることがなかったのですが、演者との距離が近いのが見たことがなかったので、とにかくびっくりした。

この舞台はとにかく主演の逸人さんと江田さんが、とにかく汗だくになる面白い舞台だったのを覚えている。

 

そして知らなかった文化「客出し」

舞台が終わったら演者が外に出てるのがとてもびっくりして、その日はそのまま立ち去った。「また見てみたい」と思った。

そこから私の札幌演劇ライフが始まった。

 

そんな初めて見た「あっちこっち佐藤さん」のさらに再々演が決まった。

2017年夏、札幌演劇シーズン。レパートリー作品「あっちこっち佐藤さん」として。

私が見たのは琴似のコンカリーニョだった。

しかし今回は「かでる2・7ホール」。冬の演劇シーズンで千年王国の「狼王ロボ」(主演がNACSの森崎さん。)でもかなり苦戦して、チケットを完売した。

でも今回は「狼王ロボ」を上回る公演数。5000人を集めなきゃいけないという。

今回はダブルキャスト。主演の一人は私が初めて見た時の逸人さん。

そしてもう一人があのオクラホマの藤尾。藤尾さんだった。これが発表された時の私はかなりパニックだった。

 

「え?逸人さんはどうなるの?」

 

最初は藤尾が主演!と「どーん!」と発表されたものだから、とにかく焦った。

でもダブルキャストと知って、とりあえずほっとした。

 

江田さんにはお世話になってるし、チケット買うか。うん。